私たちの家は、日々の雨や湿気にさらされ、知らぬ間に少しずつ傷んでいきます。たとえば、「天井から雨漏りしている!」といった状況になれば、すぐに修理を考えるでしょう。しかし、家の傷みはいつも目に見えるとは限りません。
特に「壁の中」で進行する問題は厄介です。外からも中からも見えない場所で、静かに進む腐食があるため、外壁からの雨漏りに気づかず、対処が遅れることが多いのです。
と思うかもしれませんが、リフォーム業界ではよくあるご相談の一つです。そして、雨漏りそのものだけでなく、それが引き起こすさらなる被害が恐ろしいのです。
雨漏りによって壁の内部が湿ると、木材が水分を吸い込み、湿気を好む「木材腐朽菌(ふきゅうきん)」が繁殖しやすくなります。木が腐れば、シロアリやカビの発生も進み、家全体に被害が広がる可能性が高まります。
Mさんは、長年雨漏りに悩まされていました。台風が近づくたびに不安な日々を過ごし、「このままではいけない」と思いながらも、どこに相談すべきかわからず、放置してしまいました。
雨の降り方や風の向きで雨漏りが発生しないこともあり、「直ったのかも」と安易に考え、対処が遅れたのです。その結果、壁の内部は深刻な状態になり、弊社にご相談いただいたときには、外壁の張り替えだけに留まらず合板等の下地木材の修復も必要になってしまいました。
Mさんは適切なタイミングでリフォームを行わなかったため、当初の予定よりも大きな出費が発生し、大変後悔されていました。
外壁からの雨漏りは、防水機能が失われた箇所から発生します。
以下のような問題があると、雨水が侵入しやすくなります。
※コケは水分が多いところに発生します。壁そのものや、壁の内側に水が浸入している可能性があります。
これらの原因を放置すると、壁の内部の木材が腐り、さらなる被害を招きます。
どうすれば被害が大きくなる前に防げるのか?
新築の家は防水機能がしっかりと働いていますが、時間の経過とともにコーキング等が劣化し、気づかないうちに水が浸入して内部を傷めることがあります。
多くの方が「早めのメンテナンスが大事」と頭ではわかっていても、明らかに緊急性のある症状が出ない限り、対策を後回しにしてしまいがちです。その結果、Mさんのように大きな損をすることになります。
新築住宅の約8割に使われている窯業系サイディングは、見た目が良く比較的安価なため、多くの住宅で採用されています。しかし、この外壁材は定期的なメンテナンスが必要で、7年~10年ごとに手入れをしなければ、雨漏りのリスクが高まります。
主原料であるセメントは水を吸いやすく、塗膜が剥がれると防水効果がなくなり、壁そのものが水を吸収してしまいます。また、コーキング剤も劣化し、小さな隙間ができることが多く、この隙間から水が侵入するケースが非常に多いのです。
適切な外壁材を選ばないと、長期的に維持費が大幅に増加し、最終的に400万円以上の差が生じることもあります。
※足場代、コーキング(シーリング)代、下地調整、残材処分費は含みません
※外壁面積200㎡として試算
※これは一例であり、実際の価格は状況により変動するため、参考としてご覧ください
外壁の傷みが進行しすぎると、「重ね張り」ができず、「張り替え」しか選択肢がなくなります。この場合、約86万円(※)の追加工事費用が発生します。
※状況により金額は異なります
高齢化や人手不足の影響で、職人の確保が難しくなっています。10年・20年後には、「今すぐリフォームしたい!」と思っても、工事まで数ヶ月待たされる可能性があります。
樹脂サイディングは、雨漏りのリスクを大幅に軽減し、家を長持ちさせる外壁材です。
塩化ビニル樹脂が原材料で、水を弾く性質があり、割れにくくヒビ割れも防ぎます。
壁の内部に水が浸入しても、通気を確保し、乾燥させる仕組みがあります。
既存の外壁の上から施工でき、工期が短く、費用も抑えられます。
塗装が不要で、目地のコーキングも不要。お手入れが簡単です。
塩害や凍結、紫外線、酸性雨に強く、耐久性に優れています。
燃えにくく、台風や地震にも強いです。
コーキング不要のため、すっきりとしたデザインが維持できます。
安っぽく見えるのではないかとか、火事や地震は大丈夫なのかなど心配でしたが、思っていたよりしっかりしていました。
私はマメじゃないので、メンテナンスを一括で終わらせられてホッとしてます。
リフォーム工事の音や臭いで、ご近所の方への迷惑が気になっていました。でもこれからは余計な気を使わなくて済むので良かったと思います。
カラーバリエーションが豊富なので、夫が好きなグリーンを選ぶことができて、イメージ通りの外観になり満足しています。
見た目の雰囲気がすごく変わった!
やってよかったです!
メンテナンスがほとんど不要で、常に美しい外観を保てます。
初期費用はやや高めですが、約30年間メンテナンス不要なため、長期的に見るとラクでおトクです。
キズや凹み、音、錆びが心配な方に最適です。
塩害に強く、沿岸部でも安心して使用できます。
樹脂サイディングはカラーバリエーションが豊富で、北米や北欧スタイルにもマッチします。
「ゼオン化成:ゼオンサイディング」や「旭トステム:WALL-J」は、ともに30年の品質保証がついているので、安心してご利用いただけます。
細かい保証内容については、メーカーごとに異なりますので、お問い合わせください。
通常の雨は入ることはありません。ただし暴風等で水が入ることも前提としており、防水シートなどの防水処理や、雨じまいによる排出機能、裏面の空気層での乾燥などによって、壁の良好な状態を維持できるようにしています。
ご安心ください。樹脂サイディングは耐風圧性に優れています。さらに、「ウインドロック金具」を併用することで、金具なしの場合と比べて約2倍の風圧にも耐えることが可能です。
張り替え工法では10日~20日、重ね張り工法では1週間~2週間くらいが目安です。
※張り替え工法とは:既存の外壁を撤去してから、新しいサイディング材を張る工法です。
※重ね張り工法(カバー工法)とは:既存の外壁の上に新しいサイディング材を張る工法です。
はい、ローンのご利用も可能です。詳細はお問い合わせください。
無料です。お気軽にご相談ください。
可能です。現場調査で正確にお見積りいたします。
はじめまして。樹脂サイディング専門店「ジュシテクト」店長の畠山と申します。
私は32年間、外壁工事という道一筋に歩んできました。その間、多くの住宅を見てきましたが、樹脂サイディングの良さを知らないばかりに、リフォームのタイミングが遅れてしまい、結果的に大きな出費や手間ひまがかかってしまったお客様を見てきました。
Mさんのようなお客様をこれ以上増やさないために、私は樹脂サイディングの素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただきたいと思い、日々活動しています。
樹脂サイディングは、ただの外壁材ではありません。その耐久性、メンテナンスの容易さは、他の外壁材を圧倒する存在です。
特に、何度も塗り替えをする必要がない点や、雨風や紫外線に強く寿命が長い点が魅力です。
もし、Mさんがもっと早く樹脂サイディングを選んでいれば、ムダな費用や手間をかけずに、快適な住まいを実現できたはずです。
少しでも樹脂サイディングのことが気になりましたら、ぜひ一度ご相談ください。あなたの住まいにぴったりのご提案をさせていただきます。
店長 畠山 純司
私たちは経験豊富な職人による高品質な施工をお約束しますが、その人数は限られています。
少ない人数で1軒1軒丁寧に施工しているため、ご依頼のタイミングによって職人の確保が難しい場合があります。
リフォームのご相談はお早めに!